2018年7月9日

エラメット、マンガン鉱石22年フル生産へ 新規権益、アフリカ検討

仏合金鉄大手のエラメットのクリステル・ボリ会長は5日、都内で会見し、ガボンで検討中のマンガン鉱石の3割増産が順調ならば2022年にフル生産に達する見通しを示した。拡張に向けて事業化調査を進めており、来年前半にも投資を決定する運び。既に追加的な輸送能力は確保しており、順調ならば20年に生産を開始し、2年でフル生産に至る見通しを示した。新たなマンガン鉱石権益の確保は南アフリカを含めたアフリカを対象に検討する考えを示した。