2020年5月22日

米国 銑鉄輸入を積極化、国内の新断発生急減受け

米国が銑鉄の調達を積極化している。新型コロナイルス感染拡大に伴う自動車工場などの生産停止により、新断スクラップの発生が急減していることなどが背景にある。経済活動の停滞で世界的に鋼材需要が落ち込む中、新型コロナの感染拡大が収束したとする中国の銑鉄生産が増えて同国の輸入銑鉄需要が減少したため、「銑鉄価格が一時に比べ値下がりし、新断スクラップとの価格差が縮まったことも影響しているのでは」(シッパー筋)との見方もある。







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