2009年1月6日

鉄鉱石に値下げ圧力

 鉄鉱石の2009年度積み年間契約価格は7年ぶりの値下げ決着が濃厚な情勢だ。世界的な景気悪化を受けて、需要産業が操業度を低下させ続けているなか、鉄鋼業界の減産がなお拡大しているため、需給の見通しは立てにくいのが実情だ。このため、通常年末に始まる翌年度積み価格交渉も今回は需給観のすり合わせもままならず、交渉は年明けに持ち越した。

 鋼材価格が先行して値下がりするなかで、中国をはじめとする鉄鋼メーカー側は鉄鉱石への値下げ圧力を強めており、強力な鉄鉱大手3社もはね返すのは容易ではない。

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