2009年2月16日

高炉、商社内口銭の半額返上 年度末で打ち切り

 大手高炉メーカーは、2008年4月から商社に協力要請していた急激な鋼材値上がりに伴う内口銭の半額返上を、09年3月末で打ち切る旨を商社筋に伝えた。もともと1年限りの「時限立法」だった。

 鉄鉱石や石炭など鉄鋼原料の急激な高騰により、08年から鋼材価格は急騰した。これをユーザーのひも付き価格に全額転嫁することが困難なことから、高炉メーカー各社は商社側に対して「08年4月以降の急激な値上げ分については、その内口銭の半額を返上してもらいたい」と協力を要請。商社側もそれを受け入れていた。







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