カラー鋼板、関西で下押し気配

　関西地区のカラー鋼板市況が下押し気配となっている。流通は遅れ気味の在庫調整を進めたいため値引きに応じるケースが増えており、安値部分は中心価格からトン１万円程度下まで広がったようだ。４月以降に薄板価格が下がるとの観測が強まり、これを織り込む形で市況は一段安となる可能性がある。