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2021.3.2鉄スクラップ、国内相場の上昇続く 需給ひっ迫 先高観依然強く
高炉メーカーと日系電機メーカーの本年下期(7―12月積み)のアジア向け薄板輸出商談がスタートしたもようだ。現在、互いの市況認識、生産動向などで意見交換を行っている段階で具体的な価格提示には至っていないようだが、高炉メーカー側はアジアの薄板市況の反発を手掛かりに数十ドル程度の値上げを行いたい意向。
日系電機側は生産回復途上にあるうえ、業績回復が急務の課題になっているだけに、値上げに対し反発を示すことが予想され、交渉は難航する見通しだ。ただ、低迷を続けてきた薄板のひも付き輸出価格がようやく底入れから反発に向かう可能性が出てきた。
H2 | 新断プレス |
41500円 (500) | 43300円 (500) |
385.04ドル (4.96) | 401.74ドル (4.97) |