2009年7月9日

日中鉄鋼対話、保護主義拡大を懸念

 日中鉄鋼対話の第16回会合がこのほど、都内で開催され、鉄鋼貿易でアンチ・ダンピング(AD)措置、強制規格導入や関税引き上げといった保護主義的措置が世界的に広がっていることに対し「鉄鋼貿易を縮小させる」として日中両国とも懸念を表明、この動きを阻止することは共通の利益となるとの認識で一致した。

 日本側からは相手国の鉄鋼市場を尊重、責任ある行動をとることが必要と強調、中国側も同調した。BHPビリトンとリオ・ティントの鉄鉱石事業統合問題など原料寡占化についても議論、各国の独禁当局の厳正対応を要請するとともに、両国民間ベースで緊密に情報交換していくことになった。

おすすめ記事(一部広告含む)