2009年8月17日

日本鉄スクラップ総合価格、輸出高映し上伸

 8月3週目の日本鉄スクラップ総合価格(産業新聞平均、14日調べ)は、指標品のH2が前週比400円高のトン当たり2万300円、新断プレスが同300円高のトン2万3600円となった。ドル換算ではH2が同4・15ドル高の210・49ドル、新断プレスが同3・11ドル高の244・71ドル(TTS1ドル=96・44円)。月初比ではH2が2400円(13%)、新断が2300円(11%)高い。

 旧盆休み前の東アジア向け新規輸出成約価格が軒並み国内相場を上回ったことで、「市況の先高観は強まっている」(商社)ことなど、国内市中相場はさらに上昇基調を強めそうだ。

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