2009年9月25日

大同特殊鋼、冷間ダイス鋼を開発 金型コスト削減

 大同特殊鋼はコストパフォーマンスに優れ、金型用プレートに適したマトリックス冷間ダイス鋼「DCLT(ディーシーライト)」を開発、10月から販売を開始する。2011年度には売上高10億円をめざす。

 DCLTは汎用の冷間ダイス鋼SKD11(JIS鋼)に比べてバナジウム、モリブデンといったレアメタルの使用量を約7割削減する一方、硬さは同等を維持、靭性は2倍、被削性も3倍と金型性能、製造性を向上させたことで、ユーザー段階での金型製造コスト削減効果が期待できる。







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