2009年10月7日

東京厚板定尺、9万円前半で底ばい

 東京地区の厚板市況は、定尺(19ミリ、5×10)でトン当たり9万―9万5000円どころで底ばい推移している。前月と比べて5000円安の水準で、高値であっても9万円台後半から10万円に届くものは市中から払底した。

 建築分野など需要が大きく減少する中で、流通各社も在庫調整を徹底し需給を引き締めて市況維持に努めている。市況大崩れへの懸念は弱まっているが、反転回復への好転材料に乏しい。当面は底ばいで推移しそうだ。







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