2009年11月18日

双日、鉄鉱石 新権益の確保計画

 双日の鉄鋼事業本部は、中期経営計画「Shine(シャイン)2011」の期間中に鉄鉱石の新たな権益確保を計画している。現在は豪州グランジェのみだが、これにプラスして新たな権益確保を計画している。

 2011年度までには新たな権益を上乗せして、双日持ち分ベースで500万トン程度の権益保有量をめざす。権益確保のため、10年度と11年度の2年間で200億―300億円の投資を考えている。対象地域は南米か豪州などを念頭に置いている。

 鉄鉱石権益の投資利益実現までには4―5年程度の期間が必要だが、将来的には鉄鋼製品の事業会社メタルワンの持ち分益と合わせて、鉄鋼事業本部で100億円の利益をめざす。







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