2009年12月21日

ステンレスNi系冷薄輸出、国内メーカー 様子見

 ニッケル系ステンレス冷延薄板の輸出価格はこう着状態が続き、国内メーカーは様子見姿勢を堅持している。

 足元ではSUS304ベースサイズ(2ミリ厚)がトン当たりFOB2700ドル前後だが、原料ニッケルのLME価格が安定傾向を示していることに加え、年初に再上昇するとの一部観測も相まって中国をはじめ韓国でもステンレス市場の荷動きが活性化しつつある。このため、為替動向によっては今後、国内メーカーも積極的な受注にシフトしていく可能性がある。







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