2010年1月19日

POSCO、2018年までに粗鋼1800万トン

 韓国のPOSCOの浦項製鉄所は2018年までに粗鋼年産1800万トンに300万トン増強する計画だ。国内4000万トン以上、全社6000万トン以上を掲げる2018ビジョンのなかで増産体制を整える。

 本年予定する第4高炉の改修、新製鋼工場の完成に加えて、第1高炉を新製鉄設備、FINEXに置き換えるなどの上工程の増強、第4線材工場新設など下工程の拡張案を年内にも詰める。規模拡張の一方で、老朽設備のテコ入れなどを通じて、高級鋼の生産体制を整備する。多品種少量生産の浦項製鉄所の強みを生かし、現代製鉄や中国メーカーなどと差別化する戦略だ。







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