2010年3月2日

リオ・BHP鉄鉱石合弁、高炉大手が断固阻止

 高炉大手は英リオ・ティントと豪BHPビリトンの西豪州の鉄鉱石生産事業統合阻止に向けてあらゆる手段を行使する方針だ。合弁事業が成立すれば、高騰してきた鉄鉱石のさらなる値上がりを招くなど、鋼材需要家にも多大な影響が及ぶ深刻な懸念があるとみている。

 高炉大手は統合阻止に向けて今後鋼材需要家の支援を仰ぐほか、公正取引委員会や海外当局の審査手続きなど、あらゆる機会をとらえて競争制限的な統合反対を訴える。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more