2010年3月18日

鉄鋼流通3団体、4月値上げ 価格転嫁を懸念

 全国鉄鋼販売業連合会、全国コイルセンター工業組合、全国厚板シヤリング工業組合の鉄鋼流通3団体は17日、経済産業省のヒアリングを受け、2010年1―3月期の需給・在庫状況、4―6月期の需要見通しなどを報告した。3団体ともメーカーの4月値上げに対するユーザーへの価格転嫁で懸念を示した。

 コイルセンターは自動車関連が堅調に推移し、シャーリング業は建産機関連で底入れ機運が出ているものの、鋼材特約店は建設向け実需が回復しておらず、景況感で明暗を分けている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more