2010年5月31日

住友商事、天津に金型材拠点

 住友商事は中国・天津市に金型材料(工具鋼)の加工・販売拠点を設立する。天津、北京などの華北地区や大連および東北3地区の自動車関連向けに金型材料・部品の販売を強化するのが狙い。天津市の中央部に位置する西青経済技術開発区のリース工場に新工場を建設、6月初旬にも操業を開始する。

 住商はすでに上海、佛山に金型材料の加工・販売拠点を展開しており、中国では3拠点体制となる。2015年までに年商8億円を見込む。金型産業の需要は中国沿岸部から内陸部に伸長しており、住商では次期加工拠点の内陸部進出も検討する。

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