2010年6月4日

東京地区のH形鋼、一部に弱気配も

 H形鋼は200×100でトン8万3000―8万2000円と横ばい。メーカー値上げを受けて、続いていた上昇ムードは霧消し、一部では弱気ムードも出ている。鉄スクラップ価格が下落を続けているため、需要家の指し値は厳しくなっている。引き合いの低迷も続いており、メーカー値上げ後の製品入庫が本格化する中、流通が強腰の販売姿勢を維持できるかが焦点になってきそうだ。