2010年8月17日

高炉各社、鉄鉱石コスト高止まり

 高炉メーカーの10―12月の鉄鉱石使用コストが7―9月並みに高止まりする可能性が強まってきた。米情報サービスのプラッツの指標で鉄鉱石のスポット価格は直近1カ月で約27%上昇した。

 4月のピークからは下がっているため、現状のまま推移すれば、スポット価格を基にした10―12月の高炉大手の契約価格は7―9月に比べて1割強下がる情勢。ただ、4―6月を上回る水準にとどまり、船積みから入着までの時間差を考慮すると、10―12月平均のコストは7―9月から大きく下がらない恐れがあるとして高炉大手では警戒している。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more