2010年11月8日

三井物産スチール、アジア建材需要捕捉

三井物産スチールの第一部門(部門長=安達俊哉・常務執行役員)は、アジアの建設用鋼材の需要捕捉を強化する。

 今まで電炉メーカーのビレットや条鋼製品、角形鋼管などの二次製品を輸出してきたが、9月1日付の組織改編により、三井物産から高炉メーカーのブルーム、ビレット、H形鋼などの形鋼製品、鋼矢板の輸出が移管された。これにより、第一部門の輸出規模は、2011年度に50万―60万トン、売上げは400億円程度になる見込み。今後も三井物産のアジア中核拠点、アジア・大洋州三井物産(シンガポール)と一体となり、ODA案件なども含めて拡販に注力する。







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