2010年11月9日

中国、熱延市況が底打ち

 中国の熱延市況が11月第1週に底を打ったようだ。中国鋼鉄工業協会によると、6週連続で下落していた北京市況はトン4380元(約5万3220円、3・0ミリ厚)で横ばいとなり、上海や天津は上昇に転じた。政府の省エネ・環境規制による電力供給制限で減産が進展したため。冷延は上海が再度上昇に転じ、異形棒鋼は上昇基調を持続しており、再度の電力制限を行う地方政府もあることから、市況反転の機運が強まりそうだ。







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