2011年3月30日

鉄スクラップ、輸出市況が軟化

 米国などの鉄スクラップ輸出市況が軟化している。国内商社によると、直近の成約価格は米国西海岸ディープ・シーの韓国向けで、CFRトン486米ドル前後(HMS・No.1、約3万9600円)。前週比で約10ドル安い。

 今月11日の大震災発生後、韓国など東アジアの米国鉄スクラップ需要が高まると予想されており、一時CFR490ドル台に小幅上昇したものの、再び下落に転じた。東アジア向け輸出価格の下落を受けて、米西海岸ではシッパー各社がヤード買値を引き下げているという。







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