2011年5月23日

伊藤製鉄所・石巻、製鋼・圧延を秋にも立上げ

 大手小棒電炉メーカーの伊藤製鉄所(松下正人社長)は、東日本大震災で被災した石巻工場(宮城県石巻市)について、秋口をめどに製鋼、圧延を立ち上げる予定だ。これにより、2012年3月期の同工場の生産量は、前期比5割程度減少する見込みで、筑波工場(茨城県つくば市)で3割ほど増産して対応する計画。

 原料鉄スクラップの荷受け再開については、製鋼工場の立ち上がり状況などを考慮して検討する。また、震災により前期に約33億円の特別損失を計上した。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more