2011年6月9日

鉄スクラップ、東京 底値感が台頭

 東京地区の鉄スクラップ市況に底値感が広がっている。西送りの増加や、米国鉄スクラップ輸出価格の上昇を受け、東アジア向けの輸出市況が上向きつつあるためで、「地区内の炉前価格が反発するかは、今後の輸出動向次第では」(流通筋)という。他地区に先駆け上昇した大阪地区は、依然として需給タイトが解消されておらず、市況は強含んでいる。







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