2011年6月20日

大同特殊鋼、鋼材・磁性材のアジア展開を強化

 大同特殊鋼は2014年度までの次期中期経営計画を見据え、特殊鋼鋼材や磁性材のアジア展開を強化する。提携する米ティムケン社が中国で展開する現地法人向けに、知多工場の特殊鋼棒鋼(太丸品)の月間供給量を、足元から最大8倍の約4000トンに拡大。自動車向け磁石の需要が中国で急増しているため、磁石製造関連会社の大同電工(蘇州)の製造能力を倍増する。

 インドネシアでは工具鋼の切断加工拠点を増設し、二輪車向けの需要に対応するなど海外投資を増やし、成長市場をとらえる考えだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more