2011年6月30日

岡谷鋼機、売上高貿易比率を拡大

 岡谷鋼機の特殊鋼本部(和田宗起本部長)は、2011―15年度の中期経営計画で部門売上高に占める貿易比率を約2倍の15%に引き上げる。取引先と共同で海外に工場進出し、事業投資で売り上げと収益を増やす。今年2月には大手磨棒鋼メーカーの林精鋼(東京)と中国に切削加工の合弁会社を設立。加工メーカーなど取引先と中国や東南アジアへの進出を他にも検討しており、海外市場を取り込み、自社と取引先双方の成長につなげる考えだ。