2011年9月1日

JFE条鋼・仙台、主要全設備が再稼働

 JFE条鋼(日野光興社長)の仙台製造所(仙台市宮城野区)は、東日本大震災で操業停止を余儀なくされたが、8月20日までに主要全設備が操業を再開した。これで製鋼から圧延まで自社製造体制が復旧したことになる。

 国内自動車メーカーの生産回復によって、2011年度下期は特殊鋼の棒鋼および線材の需要急増が予想されており、供給がタイト化する見通し。JFE条鋼は需要家ニーズに対応するため、早期操業再開に向けて取り組んできたが、10月には震災前の生産水準である月間8万トンまで回復する計画である。







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