2011年9月2日

新日鉄住金ステンレス、Ni系冷薄 下げ確実

 ロンドン金属取引所(LME)のニッケル現物価格は31日、8月10日以来となるポンド10ドル台に乗せた。これにより8月平均価格は10・02ドルと辛うじて10ドルを維持した。ただ、来週にも発表となる新日鉄住金ステンレス(NSSC)のニッケル系冷延薄板の9月出荷価格は、アロイリンク方式の計算式に当てはめると、前月比での値下げが確実。急激な円高も下げを後押しする要因となり、下げ幅は1万5000―2万円程度になりそうだ。







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