2011年9月16日

製造業・建設 二極化続く

 全国鉄鋼販売業連合会、全国コイルセンター工業組合、全国厚板シヤリング工業組合の鉄鋼流通3団体は15日、経済産業省のヒアリングを受け、現状や10―12月期の需要見通しなどを報告した。自動車、トラック、建産機など製造業向けが堅調な一方、建設向けは復興関連需要の本格化が来年以降にずれ込む見通しで、引き続き低調に推移するとみている。また、冬場の電力問題、原料価格の動向、円高による国内産業空洞化などの影響を懸念しているとした。