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2024.12.4
2011年11月25日
アジアの大手鉄鋼メーカー8社の2011年7―9月連結純利益は、前期比で7社が減益、1社が赤字となった。原料高の一方で鋼材値上げが十分に進まなかった。ウォン安で調達コストが増した韓国POSCOや、欧州の経済不安を受けるタタ製鉄が苦戦が目立った。売上高純利益率は、自社鉱山を持つインドのSAILが最も高く、宝山鋼鉄も中国首位を保ったが、いずれも前年同期に比べ大きく低下。新興国需要の成長が鈍化し、軟調な鋼材市況が続く中、10―12月はさらに厳しい業績が見込まれる。
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