2011年12月9日

村山鋼材と藤澤鋼板、設備集約し協業

 関東地区のコイルセンター、村山鋼材(本社=東京都大田区)と藤澤鋼板(本社=千葉県浦安市鉄鋼通り)は7日、両社間で加工設備を集約し、相互協力することで基本合意したと発表した。設備過剰を解消するとともに、互いが得意とする加工に特化することで、設備稼働率を引き上げるのが狙い。

 村山鋼材は新日鉄―メタルワン、藤澤鋼板はJFEスチール―伊藤忠丸紅鉄鋼を主要仕入れ先としており、メーカー・商社系列の垣根を越えた協業は、鉄鋼流通業界内でも非常にまれなケースとなる。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more