2012年5月2日

高炉薄板輸出商談、不透明感強まる

 高炉メーカーの薄板輸出商談に不透明感が強まってきた。4―5月積みでは鳴りを潜めていた韓国、台湾、ロシア、ウクライナなどのミルが再びアジア市場に参加し、競争が激しくなっているうえ、1日の東京外国為替市場では約2カ月ぶりに1ドル=79円台を付けるなど円高が進行している。高炉メーカー各社は6月積みでもトン当たり50ドル程度の輸出価格の引き上げを図る構えだが、海外市況は頭打ちの様相も出てきた。







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