2012年6月19日

三井物産、金属資源 既存案件主体に投資

 三井物産は金属資源関連分野で、2012年度は既存案件を主体に投資する計画。豪州の鉄鉱石合弁事業で大規模拡張が進むほか、チリの新規銅山開発など継続案件が主体になる。一方、優良案件があれば、計画外であっても良好な財務状況を後ろ盾に、積極的に投資を行う。中長期の権益拡大を課題とするため、探鉱案件を含めた優良案件への新規投資機会を狙う。

 新たにくくり直した金属事業分野として、鉄鋼製品本部との相乗効果を引き出しながら、地上資源関連(リサイクル等)の事業を育てるなど、中長期をにらんだ金属関連の事業拡大を目指す。

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