2012年8月6日

中・酒泉鋼鉄 粗鋼能力、3割増強

 中国政府の西部大開発による鉄鋼需要の増加を受け、西部地区最大の鉄鋼メーカーの酒泉鋼鉄集団は、2015年に粗鋼生産能力を30%増の年間1300万トンに増やす計画だ。国内全体では市場の成長が鈍化し、鉄鋼の過剰能力削減が課題だが、開発が進む内陸部では能力増強が続けられている。大需要地ながら供給力に欠ける華南地区でも、大型製鉄所の建設が進んでおり、需要地立地を重視した鉄鋼の供給力強化と生産拠点の再配置が、政府方針として具体化する見込み。







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