2012年8月22日

鉄鉱石、1割超の値下がりも 10―12月

 高炉大手が調達する10―12月積みの鉄鉱石価格は、7―9月比で1割以上値下がりしそうだ。指標となるスポット価格が下落しており、現状のまま月末まで推移すれば、6―8月平均はFOBでトン120ドル(約9500円)を割り込む見込み。

 中国の生産水準はなお高いものの、中国の鋼材値下がりが続く中で、中国の鉄鋼メーカーは採算の合わない高値の鉄鉱石調達を敬遠しており、鉄鉱石市況は底が見えない状態だ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more