中部の特殊鋼流通・磨棒鋼製造、アジア進出相次ぐ

　中部地区の特殊鋼流通や磨棒鋼メーカーで、アジア進出が相次いでいる。主力供給先である自動車メーカーが海外生産を強化、部品メーカーなどからのニーズが強まっていることが背景にある。ここにきて中国リスクが高まっているものの、今後の進出を検討している企業や打診を受けているところも多く、アジアを中心とした海外展開の動きはなお続きそうだ。