2013年5月21日

ヤマトスチール、2カ月連続で店売り据置き

 ヤマトスチールは20日、6月出荷分のH形鋼店売り価格、および6月契約の一般形鋼(溝形鋼、I形鋼)の店売り価格を据え置くと発表した。製品価格の据え置きは2カ月連続。ただ、H形鋼の物件価格では今後の受注分から、SM490Aのエキストラ価格を従来のSS材比3000円アップから5000円アップとする。価格据え置きの要因はH形鋼では市中在庫が多いうえ、足元の荷動きが不振なことによるもの。5―6月の生産は受注見合いで減産を継続し、H形鋼の店売り向けの引き受けについては、最大でも前月水準にとどめ、基本的に抑制する。