2013年6月14日

新日鉄住金、LNGタンク用7%ニッケル鋼板実用化

 新日鉄住金は13日、世界初となるLNGタンク用7%ニッケル鋼板を開発、大阪ガス泉北第一工場(堺市)のLNGタンクとして実用化したと発表した。高ニッケル鋼に熱加工制御技術TMCPを初適用、さらにシリコン含有率を下げ、これまで貯蔵タンク用鋼板の主流だった9%ニッケル鋼と同等の性能を確保。高い安全性と省資源、高性能の特性を持った新鋼種を実現した。ニッケル量を20%削減、従来鋼より低価格とし、積極的に7%ニッケル鋼板に切り替えていく。JISのほか、米機械工学会のASME規格も取得、シェルやエクソンなど資源メジャーや東南アジアの国営石油企業などにもアプローチし、世界市場で普及を目指す。







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