2013年6月17日

三井物産、鉄鉱石主体に基盤拡充

 三井物産は2013年度も、鉄鉱石の拡張を主体に資源の基盤を拡充する。金属で2800億円の投資予算は、一部銅などが含まれるが、豪州の鉄鉱石事業拡張が主体になる。石炭を含めたエネルギーでは3200億円の投資枠で、石炭では豪原料炭鉱ケストレルの新鉱区を立ち上げる。過去数年間で非鉄の事業基盤を強化し、新規生産拠点稼働など成果が出てきた。資源の継続的な投資は必要と見ており、2020年までの長期ビジョンのもとに、長期の資源戦略を進める。市場環境に応じて柔軟性を保ちながら、14年度からの次期中計に落とし込む。

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