2013年11月21日

東京鋼鉄、実需見合い生産徹底 小山工場 製鋼減産も

 東京鋼鉄の小山工場は、2013年度下期も実需見合いの生産を徹底する。生産量は製鋼ベースで13万トンとし、月間平均2万トン強を計画する。山形鋼は需要が回復傾向にあるものの、ビレット輸出に関しては鉄スクラップの国内外価格差が激しく、需要家の指し値が厳しい。また中国製ビレット等の安値攻勢を受けて、国際市況が低迷していることから、採算悪化の状態が続いている。このため「これ以上、ビレットの採算割れ状態が続く場合、これまでの方針を転換し、製鋼減産に踏み切る」(栗原英夫社長)考え。







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