2014年3月5日

普通鋼輸出、3カ月連続減215万トン

 日本鉄鋼連盟が4日発表した1月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比8・4%減の215万トンとなり、3カ月連続で減少した。海外市況はホットコイルがトン当たり600ドル台弱で一進一退を続ける中、建材や自動車などの国内需要の増加に伴い、高炉メーカーを中心に輸出抑制傾向が続いている。またタイの政情不安をはじめ、東南アジアなどの景気減速も作用した。