2014年7月28日

高炉・商社、北米進出を加速

 日本の鉄鋼メーカー、商社鉄鋼部門の北米進出が加速している。中国など新興国の経済成長が鈍化する中、景気回復が続く米国の存在が再浮上し、北米における米・日・欧製造業の事業投資が活発化。鉄鋼市場においても、アジアは中国・韓国の生産・輸出増加による供給過剰局面が続くが、北米では需要が確実に回復している。こうした市場構造変化を背景に日本の鉄鋼メーカー、商社の自動車、エネルギー分野における大型の事業買収や設備投資が相次いでいるもので、今後、投資は自動車鋼板や電磁鋼板のプレス加工、鋼管の熱処理・継手加工など川下へ広がることになりそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more