2014年10月10日

JFE鋼材 船舶部門、収益改善へ

 JFE鋼材(石原慶明社長)はグループ展開強化として、船舶部門の臼杵造船所(大分県)、JFEメタルファブリカ(香川県)の技術力を高め、収益改善を進める。造船業界の持ち直しを受け、臼杵造船所では2014年度から16年度までケミカルタンカーを主体に、年間4―5隻の受注を確保、黒字転換できる見込みとなった。さらに世界初となる二相ステンレス(Duplex鋼)とステンレスクラッド鋼板を組み合わせたケミカルタンカーの建造を契機に、受注拡大を図る。