2018年6月6日

JFE鋼材、20年度ROS5%以上 第6次中計 設備投資20億円

 JFEスチールグループの中核シャーリング企業、JFE鋼材(石原慶明社長)はJFEグループの第6次中期経営計画(2018―20年度)に則して、JFEスチールと連携して材料入荷から加工、切板出荷までの品質、納期を一貫管理できるシステム改革を推進する。必要工期の50%短縮を目標とし、納期精度を高めるとともに、品質面でも保証をグレードアップ。さらに製鉄所から材料の流れが把握でき、各工程の管理も可能とし、高品質の製品を納期通りに出荷し、二次加工などと合わせ付加価値の向上を図る。設備投資は3カ年で前中計期間を40%超上回る20億円を計画している。これらで各プロセスの最適化を実践、コストを10%低減し、顧客満足度の向上と収益力をレベルアップ。計画最終年度の20年度には経常利益率(ROS)5%以上の達成を目指す。







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