2014年12月1日

三菱製鋼、タイで精鋳品事業拡大 室蘭 設備更新に50億円

三菱製鋼は積極投資に舵を切る。特殊鋼鋼材、ばね、素形材、機器装置の4事業でグローバル化を進め、マザー工場と位置付ける国内基盤の強化を図りながら、インド、アセアン地域における製造拠点を拡充する。室蘭の鋼材製造拠点では3年間で約50億円を投じて設備をリフレッシュし、インドネシアでは特殊鋼鋼材、インドでは、ばね事業でそれぞれ合弁会社を設立しグローバル供給体制を築く。タイではターボチャージャー搭載車の拡大に伴いタービンホイールの量産工場を立ち上げ、機器装置事業では鍛圧機械・環境装置を軸にアジアでの販売強化を図る。

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