2015年3月16日

次世代海洋資源調査技術、自律型無人探査機 洋上中継機を試作 第2段階へ

 国の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に則して進められる「次世代海洋資源調査技術(海のジパング計画)」が第2段階として自律型無人探査機(AUV)の洋上中継機(ASV)試作機による試験に移行、調査技術構築に入る。同計画は2015年度のSIP全予算約525億円のうち約60億円を配分し、SIPの10プロジェクトのうち最大の予算が組まれた。海洋資源の成因に関する科学的研究、海底資源調査技術開発、生態系実態調査と長期監視技術開発を柱に推進。今世紀半ばに日本を資源国とする構想の下、海洋調査技術を確立し、18年度までにシステム化した後、民間に移管、世界をリードする海洋資源調査産業の創出を目指す。







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