2015年6月4日

高炉、7月積みホットコイル輸出商談 10-20ドル上げ提示

 日本の高炉ミル各社は7月積みホットコイル輸出商談で、トン当たり10―20ドル程度の値上げオファーを始めた。雨季やラマダンなどで東南アジアや中近東は不需要期にあたるが、原料の鉄鉱石価格が落ち着いてきたことや、市況下落で収益が大きく悪化した中国ミルの価格改善姿勢が強まるなど、7―9月期は上期(1―6月)に比べ攪乱要因が少なくなっているとみて、価格改善に乗り出す。







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