2015年6月12日

日本鋳鍛鋼の中期計画、ロータ材 世界首位へ

 素形材大手の日本鋳鍛鋼(本社=北九州市戸畑区、塩浦信男社長)は、2017年度を最終年度とする新中期経営計画を策定し、発電用を中心とする鍛鋼品のロータ材(650トン鋼塊ロータ、高クロムロータ含む)を312本と14年度比25%引き上げ世界トップを目指す。受注高および売上高でも255億円以上を確保し、経常利益15億円とROSでは6%、利益剰余金50億円以上を狙う。設備投資では老朽更新に50億円を投じるなど3年間で65億円を投資し、生産効率を高めるとともに、コスト改善として15億円以上を達成したい考え。

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