2015年6月15日

電機資材 前3月期、4期ぶり増収増益

 電機資材(吉田勝成社長)の2015年3月期連結決算は、売上高が前期比0・7%増の402億4800万円、経常利益が43・6%増の3億3900万円で、4期ぶりに増収増益となった。薄型テレビなどに使われる電子デバイスの減収があったものの、トップランナー対応が進む小型変圧器や回転機向けの電磁鋼板の販売が好調に推移。中でも体制整備を図った堺・袖ヶ浦両工場の加工量がスリットで8%増、斜角せん断で1・6倍になるなど貢献し、電磁鋼板の販売数量全体としても4%増で過去最高レベルとなり、期初計画(売上高387億円、経常利益1億6000万円)を大きく上回った。純利益は42・7%増の2億3400万円。

スポンサーリンク