2015年8月18日

普通鋼受注3カ月ぶり増 6月584万トン

 日本鉄鋼連盟が17日発表した用途別受注統計によると、6月の普通鋼鋼材受注は前年同月比2・6%増の584万5000トンで3カ月ぶりに増加した。内需は4・1%減の361万7000トンで11カ月連続減。輸出は15・8%増の222万9000トンで2カ月ぶりに増加した。高炉メーカーの海外事業会社向けなどの半製品輸出が全体を下支えしているが、国内は実需の停滞に加え原料安を受けての相場先安観を背景とした買い控えの動きが続いているようだ。

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