2015年10月15日

日本精線の耐水素脆性ばね用ステンレス鋼線、水素ステーションに初採用

 日本精線が開発した、高圧水素環境下で使用できる耐水素脆性ばね用ステンレス鋼線「HYBREM(ハイブレム)」が、水素ステーション向け部材として初めて採用された。SUS304と同等の強度を持ちつつ、高圧水素中における靱性やばね特性の低下が軽微のため、過酷なばね特性が要求される耐水素環境材として、6年ほど前から需要開拓を進めていたもので、本年に入って水素ステーション向けの具体的な引き合い案件が増加し、サンプル提供等の対応を強化。今後の水素利用の増加に合わせて、年間50―60トンの販売規模を目指す。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more